【アウトランダー PHEV】バッテリーだけでエアコンを一晩稼働できるのか検証!
夏場にエアコンを一晩稼働できるのか?
みなさん、こんにちは。
PHEVに乗っていて気になることのひとつに、バッテリー容量があると思います。
エンジンを使って発電できるのがPHEVではあるのですが、車中泊でエンジンがかかると周囲へも迷惑がかかるので、できるだけエンジンをかけることなく過ごしたいですよね。
そこで、エンジンでバッテリーを充電せずにバッテリーのみで、夏場にエアコンを一晩稼働させることができるのか検証してみました。
エンジンを稼働させガソリンを併用した場合は、 一般家庭電力量の最大12日分となっているので、流石に一晩程度のエアコン利用は問題ないと思います。 なので、エンジンは稼働させず、バッテリーのみで エアコンを夜通し稼働した場合の検証になります。
インパネのディスプレイをタイムラプスで撮影してみてもよかったのですが、車中泊することで精一杯で、正直そこまで手が回りませんでした。 次回、できればタイムラプス撮影してみたいと思います。
検証の状況
6月下旬に検証したのですが、この日は、夜11時付近で外の気温は25度でした。
翌朝も同じような気温だったので、熱帯夜だったようですね。 窓を締め切っているので、車中はかなり蒸し暑く、エアコンなしでは過ごせません。
近くで車中泊している車があったのですが、その車は窓に網戸のようなかぶせをしていました。 この時期に車中泊するには、エアコンか網戸のどちらかは必要ですね。
ちなみにですが、車中泊で使っていた電化製品ですが、ドライブレコーダー付きデジタルミラーと、モバイルモニターとゲーム機ニンテンドースイッチ、大きいものはこれくらいになります。
今回は車中泊することが目的だったので、特に車中で料理等はしておらず、3時くらいまでずっとニンテンドースイッチで ゲームしていました(笑)
その間、室内灯は前後ともに点灯させていました。 エアコンの設定温度は24度にしました。
バッテリーの減りは、アプリの画面のスクショを残していますの"で、それを参照しながら確認していきたいと思います。 バッテリー残量はだいたい77%あたりでしょうか。
本当は、チャージモードで満タンにしたかったのですが、バッテリー残量がこの辺りでエンジン稼働が止まるんですよね。 説明では満充電付近まで充電することが可能、となっているのですが、
チャージモードはあまり使ったことがなく、今回が初めてくらいだったので、もう少しチャージモードの動作については 確認していきたいと思います。
バッテリーの変化
ということで、夜中の0時からエンジン稼働させることなく、翌朝までエアコン稼働した際の、バッテリーの変化を確認したいと思います。
30分経過時のスクショです。 73%あたりでしょうか。
1時間半経過しました。 65%くらいですね。
3時間経過しました。 56%あたりでしょうか。 この辺りまでずっとゲームやってました。 ただ、そろそろ寝ないと明日に支障が出るかなと思い、この辺りで就寝しました。
6時間半くらい経過しました。 32%くらいまで減ってますね。 寝てから3時間くらいですね。 明るくなったから目が覚めたのか、寝床が快適でなく目が覚めたのか、理由はわかりませんが、3時間で目が覚めてますね。 結果的にバッテリーチェックのためのスクショが撮れてよかったです(笑)
計測開始から約8時間経過しました。 バッテリー残量は21%といったあたりでしょうか。 計測はここで終了となります。
検証まとめ
使用した電気がエアコンだけではなく、途中までゲームしていた、ということもあり、Apple to Appleの比較はできませんが、大雑把に計算したとして、8時間で バッテリー残量が77%から21%と56%減っており、1時間あたり7%使っていることになります。 バッテリー容量に換算すると、1.4kWhになりますね。
実際の運用を考えると、家に普通充電がある方は100%まで充電できますが、そうでない場合は、急速充電で80%まで充電したとすると、約11時間はエアコンを稼働させることができます。 夜9時から朝8時くらいまででしょうか。
バッテリーが100%あれば、14時間稼働させられる計算になりますので、夕方6時から翌朝8時までエアコンを稼働できる計算になります。
(ご参考)チャージモードの充電
これは、参考までとなりますが、計測開始前に、チャージモードでバッテリーを充電した際、どれくらいのスピードで バッテリーがチャージされるのかを計るために、バッテリー容量のスクショを撮っていた画像になります。 なぜ参考までかといいますと、気づいたらエンジンが切れてチャージが止まってたりしたので、80%付近まではエンジンが止まることなくチャージされていたとは思うのですが、そこまで確認していなかったので、参考までとさせていただければと思います。
チャージモード開始前のスクショになります。 バッテリー残量は65%あたりでしょうか。 エアコンは付けずにチャージしています。 そのため、夜の11時ではあるのですが、窓は締め切っており、かなり蒸し暑く、検証ではあるのですが、けっこうしんどかったです。
では、2つ目のスクショになります。 12分経過していますね。 バッテリーはちょうど70%になっています。 12分で5%充電できた、ということになりますね。
それから9分経過しました。 バッテリー容量は75%となっています。 今度は9分で5%充電できています。
こちらが最後の画像になりますが、4分経過で、77%あたりまで充電できています。 2%程度増えてますでしょうか。 サンプルが短いので、傾向値を掴むには少し物足りないですが、25分でバッテリー容量が65%から77%まで増えており、12%充電できました。 皮算用にはなりますが、25分で12%充電になりますので、単純計算、1時間で約28%充電することができ、3時間もあれば、80%付近までは充電できる計算になりますね。 だいたい普通充電の2倍くらいの早さで充電できる、と言えるのではないでしょうか。
運用を考えた場合、バッテリーが空っぽの状態で、急速充電で充電すると、だいたい60%から65%くらい充電できるので、そこから目的地までの間に1時間程度チャージができれば、バッテリー残量を80%まで持ってこれるかなと思います。
これもまたどこかで検証しないといけないのですが、自動車を走らせながらチャージモードにした場合に、どれくらいチャージできるのか、計測したいですね。 セーブモードとチャージモードのエンジンの稼働の差分がチャージに回ると思うので、実際に目的地に移動しながら、どれくらいのスピードでチャージされていくのか、個人的に非常に興味があります。 PHEVって非常に複雑なところがあり、いろいろ検証してみないとわからないデータが多々あるので、すでに計測された方がいらっしゃれば、コメントいただけるとありがたいです。
以上、夜通しでエアコンを稼働させた時の、バッテリー残量についての検証でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
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